産科・婦人科・下肢静脈瘤・小児科 医療法人中根産婦人科
458-0011名古屋市緑区相川二丁目126番地
TEL 052-895-1177 (代)

女性のための下肢静脈瘤外来 

血管外科 (下肢静脈瘤)

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診療案内

あの頃のように颯爽と…

「見た目が気になり長年スカートが履けない」、「足の皮膚が黒ずんできた」、「足がだるく、こむら返りを起こして安眠できない」……。女性血管外来では、静脈瘤によるさまざまな症状でお悩みの方々に最適な治療をご提案いたします。美しく健康な足を再び取り戻すために、お気軽にご相談ください。

下肢静脈瘤の症状

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は、足の静脈がボコボコと、瘤(こぶ)のようにふくらむ病気です。悪性の病気ではありませんが、自然に治ることはありません。診察結果から病状を十分ご理解いただき、治療内容について私どもとご一緒にお考えください。
主な症状としては以下が考えられます。明らかに症状が強い場合、たとえば血管が硬く熱を持って時々痛みがある、皮膚の状態が悪くなっている(色素沈着が目立ち硬くなっている)などは手術治療が望まれます。

  • 立つとより目立つ血管の拡張蛇行
  • だるさ、むくみ、かゆみ
  • 寝ているときのこむら返り
  • ふくらはぎに熱感や鈍重感
  • くるぶし近くの皮ふが茶色~黒褐色
  • 伏在静脈瘤
  • 分枝静脈瘤
  • 網目状静脈瘤
  • クモの巣状静脈瘤

下肢静脈瘤の原因

足の静脈は心臓から送られた血液を再び心臓に戻す働きをします。重力に逆らって血液を戻すため、逆流防止弁がついています。この弁が壊れると、血液が逆流して溜まり静脈がふくらんで瘤のようになります。
妊娠・出産、長時間の立ち仕事、遺伝などが原因となります。女性に多く見られ、40歳以上の出産経験女性の約50%、男性の約3倍に認められるといわれています。また、年齢とともに増加します。

  • 正常な静脈弁
  • 壊れた静脈弁(弁不全)
  • 正常な血液,静脈弁
    正常な脈瘤
  • 血液の逆流,壊れた弁
    下肢静脈瘤
(COVIDIEN社より提供)

下肢静脈瘤の診断

はじめてご来院された方には問診票を記入していただいた上で、医師による診察と、医師・専門技師による超音波検査(30分程度)によって診断させていただきます。
静脈瘤がある場所だけでなく足全体の診察が必要となりますので、当日の服装によっては検査着に着替えていただく場合があります。
また、弾性ストッキングのサイジングなども行います。
手術を希望される場合には、手術説明および手術日の予約をいたします。

治療法について

静脈瘤の症状やタイプによりおおよその治療方針は決まります。治療方針の決定については、患者さまのご希望をおうかがいし、十分に相談の上、病状により最善の方法をご提示させていただきます。

1.血管内レーザー焼灼術

レーザー焼灼し血管閉塞
(Integral社より提供)

治療する静脈内に細いレーザーファイバーを挿入して、レーザー熱で血管をふさぎ逆流をなくす方法です。針で刺した1~2mmの小さな傷で施術できます。TLA局所麻酔下で実施するため、手術直後より歩行等日常生活は可能です。
併存疾患や内服薬の内容によりレーザー治療ができない場合があります。

  • TLA麻酔:通常の局所麻酔剤(キシロカイン)を希釈して使用します。鎮痛効果の持続(12~18時間)、出血の抑制、治療静脈周囲組織の保護等にきわめて有効な麻酔法です。
  • エルベス1470レーザー治療器
    (最新機器でより高い治療効果と少ない術後症状)
  • ラテイアル2リングファイバー
    (エルベス1470の治療効果をより高める)

2.ストリッピング術

静脈に特殊なワイヤーを挿入し静脈と固定後、ワイヤーごと静脈を抜去する手術です。足の付け根と太もも内側の最低2ヵ所に2~3cm程度の傷ができます。一般的な静脈瘤手術ですが、当院ではTLA局所麻酔下で行うため手術直後から歩行等日常生活は可能です。

3.スタブ・アバルジョン(stab avulsion)法

レーザー焼灼術もストリッピング術も治療効果は高いのですが、比較的まっすぐで、主に太ももの静脈を治療する方法のため、ふくらはぎなどのボコボコ状の瘤状静脈は治療対象となりません。これらの瘤はTLA麻酔下で行うスタブ・アバルジョン法で切除します。1~2mm程度の小さな傷で静脈瘤を切除しますので、通常は縫合の必要はなく傷跡はほとんど残りません。一般にレーザー焼灼やストリッピングと併用する治療法となります。

4.フォーム硬化療法

主に小さな静脈に用いる治療法です。細い針を静脈瘤に刺して、空気と混合し泡状に薄めた硬化剤(ポリドカノール)を注入し瘤をつぶします。施術後、1~2日間の局所圧迫が必要です。

治療法の種類とその選択

伏在静脈瘤
ストリッピング・レーザー焼灼(大腿部) 及び スタブアバルジョン・硬化療法(下腿部)※高位結紮単独 あるいは 高位結紮+レーザー焼灼
分枝/側枝静脈瘤
スタブアバルジョン・硬化療法※出血素因・抗凝固・ステロイド療法の有無による
網目状静脈瘤
クモの巣状静脈瘤
硬化療法※圧迫療法

日帰り・入院の選択

日帰り・入院のいずれにも対応可能ですのでお気軽にご相談ください。なお、治療範囲や部位にもよりますが、当院ではレーザーおよびストリッピング手術の場合、1泊入院(1日目午後入院・手術、2日目午前退院)をおすすめしております。

  • 手術当日は車、自転車などの運転を控えていただくことが望ましいでしょう。
  • 手術翌日に診察が必要です。

その他の治療法

内科的な治療として、弾性ストッキングによる圧迫療法もありますが、あくまでも進行を防ぐもので静脈瘤がなくなるわけではありません。
また、弾性ストッキングは、レーザー治療やストリッピング治療後に血栓予防、静脈瘤再発予防等の目的で着用していただいています。

弾性ストッキング価格
ハイソックス  5,500円~
ストッキング  9,500円~

実際の治療例

73歳女性(うっ血性皮膚症、皮膚潰瘍治療後血栓症静脈炎)における右小伏在静脈および左大伏在静脈に対するレーザー焼灼術前後の下肢静脈造影CT

a 正常な右大伏在静脈 b 拡張瘤化した左大伏在静脈 (術前) c レーザー焼灼後の血流消失像 (術後)
a 拡張瘤化した右大伏在静脈 (術前) b レーザー焼灼後の血流消失像 (術後)

治療費

 内容1割負担の方3割負担の方
初診初診料・超音波検査約900円約2,500円
再診再診料・超音波検査約600円約1,800円
術前検査採血・心電図約1,800円約5,000円
手術(片側)レーザー焼灼術約15,000円約45,000円
ストリッピング術約12,000円約33,000円
フォーム硬化療法約2,000円約5,500円
  • 診察・検査・手術でのおおよそのご負担額です。この他に入院費用がかかります。
  • 術後再診時に血液検査が必要な場合があります。
  • すべて保険診療です。

下肢静脈瘤治療Q&A

Q 手術は痛くありませんか?
A 下肢静脈瘤手術に最適な局所麻酔で術中・術後ともにほとんど傷みません。術直後から歩けます。
Q 手術の場合、入院が必要ですか?
A 入院・日帰り手術のいずれにも対応いたします。
Q 術後、いつから仕事ができますか?
A 事務仕事や通常の家事であれば翌日から大丈夫です。
Q 保険はききますか?
A レーザー治療をはじめとし手術はすべて保険適応です。詳細はご相談ください。
Q 弾性ストッキングで治りませんか?
A 弾性ストッキングはあくまで進行を防ぐものです。術後は血栓・再発予防のため一定期間の着用が必要です。
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